小野成鶴おのせいかく

習字を始めたのは小学校2年のことでした。小学校時代には様々な稽古事に通いながら喜々として日々の生活のリズムを楽しんでおりました。 現在、県立高校に非常勤講師として若い人達に書の指導あたる一方、塾五教室を開き、幼児から年配の方々まで、多くの人々の発する熱気をいっぱい浴びながら、充実した毎日を過ごしています。 書は長い歴史のある文化(伝統という古い器に私自身の独自性を盛って見てくださる)人々の胸に尽きぬ興趣心地よい感動を呼ぶ作品を生み出すことができたなら、どれ程うれしいことでしょう。